ゼネラリストとスペシャリスト、どちらを目指す?

アメフト社会人
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就活さん
就活さん

何でもこなせるゼネラリストの方が優れていると思うわ

就活くん
就活くん

絶対的な武器を持っているスペシャリストの方が強いと思います!

こんにちは、マーキー(@Marky_Marky_74)です。ゼネラリスト(ジェネラリストとも)とスペシャリスト、どちらが良いのか?それぞれのメリットや、向いているタイプなどをまとめました。是非最後までお読みください。

マーキー
マーキー

どちらかが優れているというものではないので、気負わずに読んでくださいね。

ゼネラリストとは?スペシャリストとは?

ビジネスパーソン

ゼネラリストとは

英語の「General」が「広く一般的な」という意味を持つことから想像できるよう、多方面にわたる知識や能力を持つ人のことを指します。入社した時から「ゼネラリスト」になれる訳ではなく、定期的に社内の異動を繰り返し、様々なスキルを身に付けることで「ゼネラリスト」として成長していきます。

「広く浅く」タイプといえます。

もちろん、色々経験しているうちに「これだ」と思ったものを見つけた場合は、そこからスペシャリストへ舵を切ることもあります。

スペシャリストとは

英語で「Special」はご存知のとおり「特別な」という意味。スペシャリストは何か一つ(あるいは複数)の「特別な能力」を持つ人のことを指します。弁護士や公認会計士など有力な資格を持つ人や、デザイナーなどのある意味「職人」的な能力をもつ人が多いです。企業内でいうと技術職、あるいは経理など一部所でスキルを磨いていくことで「スペシャリスト」として成長していきます。

「狭く深く」タイプといえます。

ゼネラリストと同じく、スペシャリストとして成長して管理職になった場合は、ゼネラリストの側面も持つ必要があるので、ゼネラリスト転換も十分あり得ます。

ゼネラリスト、スペシャリストのメリット、デメリット

メリットとデメリット

ゼネラリストのメリットとデメリット

ゼネラリストは、様々な部署で様々ね経験を積むことができ、結果として幅広い知識とスキルを身に付ける事ができます。企業の上層部は何か一つだけ優れていても入れませんから、最終的に所謂「出世」をするのはゼネラリストかもしれません。また、様々な部署を経験することで、社内外で豊かな人脈を築くことができます。前回の記事に書いた自分のプラットフォーム化(参考記事:リーダーになるために心掛けたい3つのこと)するためには、とても有利にはたらきます。

一方、「何でもそこそこできる」というのは「何も特別に優れたものがない」とも取られるリスクがあります。「器用貧乏」とも揶揄され、企業から都合の良いように使われてしまうリスクがあります。また、「特別な能力がない」ことから、転職の際はスペシャリストより不利になる傾向があります。

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スペシャリストのメリットとデメリット

スペシャリストは限られた部署の中で経験を積むことができ、その世界の「専門家」として深いスキルを手に入れる事ができます。専門スキルを高めることで、企業内でスタープレイヤーになれる可能性もありますし、経営陣から一目置かれる存在になることもできます。転職の際は分かりやすいスキルがあるため有利と言われており、スキルを極めれば独立も可能かもしれません。

一方、全体を俯瞰して見る機会が少ないため、企業の経営に関わるチャンスはゼネラリストより低くなります。また転職や独立を考える際も、そのスキルが世の中の需要にマッチしている必要があるため、そういう意味では「運」が必要になってきます。その企業だけに通用するクローズドスキルのスペシャリストの場合は、転職は難しいでしょう。

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ゼネラリストに向いている人、スペシャリストに向いている人

ゼネラリストに向いている人

ゼネラリストは様々な会社・部署の人と話をして、ものごとを進めて行く必要があるので、「好奇心が強く様々なことに挑戦したい人」や、「初見の人とも無理なく会話ができるコミュニケーション能力の高い人」が向いています。また、「メンバーの間に立って調整するのが得意」「全体を俯瞰的に見ながら最適解を探すのが得意」な方はゼネラリストとして成功する可能性が高いと考えられます。

スペシャリストに向いている人

スペシャリストは常に現場(デザインや経理などを含む)をメインとし、専門分野に自分の能力を注ぎ込む仕事をすることができます。「一つのことをコツコツ続けたい人」や、「何かに熱中できる、集中できる人」が向いていると言えるでしょう。スペシャリストはあくまで自身の担う業務のみ突き詰めた専門性が必要なので、もちろん周囲との連携や協調を求められることはありますが、「自身の仕事に集中して取り組み続けることができる」方は、スペシャリストとして成功する可能性が高いと考えられます。

次ページでは、ゼネラリストとスペシャリスト、どちらが出世に近いのか?についてお話したいと思います。

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